その他の用語の注釈
本作独自の用語を説明しているコーナーです。
他にも要望があり次第、情報を追加して行く予定です。
メナ星人第二強制進化種
約1000年前にネルザス星人に母星を破壊されたメナ星人が、それまでの禁忌を破って自らを素体とし、ジール星人と共に科学力の粋を集めて生み出した星間戦闘用人種。
ネルザス星人に対抗するため、同格の巨大な身体サイズ、それに見合う以上の強化された身体能力、原種と比較して極めて長大な寿命等を初めとして、個体誕生後にもあらゆる生体改造が施されている。
結果として、戦闘が展開されると想定されるあらゆる場面での温度差・気圧差・重力差に適応でき、身体機能の機械的調整も可能な種族となった。
身体に融合した各種デバイス類の使用は当然、精神を肉体から分離する事なども行える。
唯一にして最大の欠点は、その膨大な戦闘能力を支えるために放出されるエネルギーの量が、元来の補食活動では全く賄えないほど大きい事である。
戦闘能力においては銀河系でも類を見ない強力な存在ではあるが、精神的構造は元のメナ人のままであるため、平和を好む傾向にある。
現在は、蟹座55番星系評議会の実行力を司る執行庁に人種全ての1000名余が所属し、平和維持活動に携わっている。
また、多少退化しているものの生殖能力も保持しており、表面の生体金属製の装甲外皮を取り外す事で繁殖活動を行う事も可能。
過去には全く別の方法論でネルザス星人に対抗できる力を獲得した第一強制進化種も存在したが、現在は絶えて久しい。